別に大した話でもないのですが、小ネタとしてブロックリスト・ブロックワードの類いを共有してみます。
使っている場面
私がブロックリストを使う場面は、主に情報収集を目的として講読しているRSS / Atomフィードの内、 特にブロックしたい対象の情報が紛れこみやすい「はてなブックマーク」に対して行なっています。
これについては「はてなブックマーク」が悪いというより、賛否が分かれたり、 性質の悪い話が衆目されやすい、というところに起因します。
そのためはてブが悪いというよりは人間の性質の問題だよね、と言う話ではあるのですが、 しかして実際にそういった話を目にすると精神衛生上たいへん良くないので、 あえなくブロックしている次第です。
実際にブロックしているワード・URL
x.com
や twitter.com
、もしくは togetter.com
- 理由:ロクでもない話しか上がってこないから
基本的にはてブへ上がってるXでの発言はロクでもない事が(経験上)多かったため今では完全にブロックしています。
また私個人の思想として、SNSは人間を腐らせるために最適な機構と言う考えを持っているので、 特定個人が無難な発言を引用した、と言う場合ならともかく、衆目を集めた発言という時点でロクでもないだろう、 との偏見に基きこういった処置を行なっています。
note.com
- 理由:ロクでもない連中もたむろしていて精神衛生上よくないから
これはどちらかというとレコメンドエンジンの問題なのですが、 過去に部分的当事者としてLGBT関連の記事をnoteで書いていたところ、 ロクでもない連中がレコメンドエンジン経由で出てきたので、あえなくブロック対象としました。
またそうでなくても分けの分からん揉め事の話や、 あるいは読んでいて気分の悪くなるような記事を上げているパースンもいるので、 そう言った意味でも対象に入れざるを得ませんでしたね。はい。
anond.hatelabo.jp
- 理由:強い感情が含まれた記事に引っ張られたくないから
増田はいい話も悪い話もごった混ぜになっていて、そこが増田を増田足り得るに至らせている部分でもあります。 とは言え精神的に疲弊する話も見掛けるようになっている現状では精神が持たないため、あえなくブロック対象としました。
まー面白記事だけが抽出されていたなら未だ良かったんですが、 今の状態で増田を見るのはキツいです。はい。
news.yahoo.co.jp
- 理由:感情を強く揺さ振られる記事が多く共有されやすいから
これについては完全に人類の仕様の問題だとは思いますが、 はてブに限らず、強く感情を揺さ振られる記事は共有され広まりやすい性質を持つため、 精神的に疲弊しないためにもブロックする、という結果になりました。
ただし問題点として、ニュースサイトそのものをブロックしている都合上、 世の中のニュースが追えなくなる、と言う人によっては致命的な欠点があります。
LGBT
or トランスジェンダー
- 理由:ファッキンパーソンな発言しか流れてこないから
私自身、性別違和があって一時期は死ぬほど(閉鎖病棟への入院2, 3歩手前)苦しんだ過去があるのですが、 性根の腐った連中がトランスパーソンに対してクソみたいな発言や敵意を剥き出しにした話しか出てこなくなってしまったので、 もうこれはブロックしか無い、という事で対象に入っています。
本当はトランス関連で有益な情報も得たいのですが、 今のインターネットの惨状を見るにそのような事は望めなくなってしまったので、ブロックしたままです。
ちなみに私がSNSという機構は人類の間違いの一つだったと思い至った理由の一つに、 自分の属性も含めてトランスパーソンに対する誹謗中傷、罵詈雑言、増悪煽動が腐るほど目にあまる、 と言う感情があります。
正直なところ、私の感情としては、空の境界の黒桐幹也のセリフから引くと、
「君、少し黙れ」
ですね。はい。
ブロックワード・URLの使い方
個人の感情はさておき、私は普段「はてなブックマーク」を、
FreshRSS, a free, self-hostable feeds aggregator
経由か、あるいはWeb版を直接覗いたりもするのですが、その時うっかり瘴気が目に入らないように、 下記のFirefox拡張も使っています:
はてなミュート – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
なお「はてなミュート」に関してはGoogle Chrome向けも存在するため、こちらも一応紹介しておきます:
FreshRSS
FreshRSSの場合、はてなブックマークのRSS Feedをまとめたカテゴリに対し、
設定を開いて フィルターアクション
に次のテキストを設定します:
inurl:x.com inurl:twitter.com inurl:togetter.com inurl:anond.hatelabo.jp inurl:note.com inurl:news.yahoo.co.jp keyword:LGBT keyword:'トランスジェンダー'
はてなミュート
はてなミュートの場合、FirefoxとGoogle Chromeとで若干UIは違いますが、 拡張機能のボタンをクリックし、開いたメニューのURLタブにドメイン名を、 キーワードタブにブロックしたいワードを入力します:
ドメイン名:
x.com twitter.com togetter.com note.com anond.hatelabo.jp news.yahoo.co.jp
キーワード:
LGBT トランスジェンダー
以上
と、言うことで以上が私の「こころを守るために」やっているブロックリスト・ワードの設定話でした。 なんか気軽に書き始めた割には長い記事になったので意外性があります。
正直なところ、こういったURLやキーワードを設定せざるを得ない時点で、今の世の中どうにもならんな、と思っていますが、 とは言えこうやって自衛しないとネットの閲覧すら出来ないので、むべなるかな……と感じています。
無論世がこうなった理由の一つに、SNSで効率よく人間が腐るようになった、と思っている面もあります。
ただ、とは言え「人が腐る」大本が人間の性根である以上、社会にいる誰もが「人間が腐る」素因を持っているのかな、 と感じることもまた事実で、せめて自分自身だけは、「人間を腐らせない」まま一生を手仕舞いできるといいな、 と思っています。はい。